自転車を自分で修理

自転車を自分で修理…?

自転車を自分で修理

自転車を自分で修理する
必要のない理由。

自転車修理ですが…

ソレって、
自分でやる
必要あるんですか?

…ってコトを
考えてみてください。

自分でしない理由

自分でしない理由
業者に任せる理由

ちょっとヘンな例え話に
なってしまうのですが…

とある会社の
営業車が、
エンジンかからなく
なってしまいました。

どうやら
壊れてしまったようです。

さて、この営業車の
修理するのはダレでしょう?

修理するのは誰?

修理するのは…誰?

とある会社の
営業車が、
エンジンかからなく
なってしまいました。

どうやら
壊れてしまったようです。

さて、この営業車の
修理するのはダレでしょう?

(1)
普段、その営業車を
使っている営業マン

(2)
その会社が
普段依頼している
修理業者

営業マンが
営業車の修理を
自分でしない理由…

会社が
営業車の修理を
営業マンではなく
修理業者に任せる理由…

議論するまでも
ありませんよね?

こんなふうに、
ある道具を「使う人」と、
それを「修理する人」は、

別々であることが
世の中には
往々にしてあります。

当然にして断然、
そのほうが経済的である
という理由があり、

人間の貨幣経済システムが
そのような方向性で発展して、
そして今現在、
そのような状況に
落ち着いている
現状を考慮して…

もう一度…

自転車の修理って
自分でする必要あるの?

…って、
考えてみてください。

ま、自転車の修理は
業者に任せれば
いいんじゃね?

…って方向に
誘導しておいてなんですが…

私の場合は…
自転車の修理は
全部自分で
やってますけどね。(おぃおぃ

自分で修理?
自身のコストと比較して

自転車の修理は自分で?
正社員の雇用コスト
時給3000円と比較して

正社員一人を雇うのに
給料の3倍の経費が
かかるのはなぜ?

会社が正社員を雇うと
その雇用コストは最低でも
時給で約3000円
…かかるとよく言われます。

…が、これは
的外れな数値ではなく、
むしろカナリ核心をついた
数字です。
っていうか、実際、マジです。

会社のナカから
ソトへの視点で考えた場合、
だいたい年収300万円という
正社員を雇用するのに、

会社の捻出するコストは
時給3000円+αくらいです。

これでも、
その社員さんの手取りだと
時給1200円前後に
なると思いますが…。

正社員コストは時給で約3000円
給与明細に載らない人件費
(Googleブックス)

↑閲覧できない場合は
リロード(更新・再読み込み)
して下さい

さて、
ここで考えられる方向性は
2つあります。

ひとつは…時給3000円、
8時間で24000円の
経済的効果を
もたらすアナタが、

ワザワザ自分で
自転車修理に
時間かけるって
どうなの?

自転車修理なんか
業者に任せて、
その分、本業に
打ち込んだ方が
どう考えても
トクじゃない?

って考え方。

つまり、
3000円の修理代なんか
安いという思考

ちょっと、
イヤな言い方になりますが、
デキるビジネスマンの思考…

修理なんか業者、
そもそも、オレは、
それ以上に稼ぐんだから。

もうひとつは、
手取り額で考える
手間賃1000円は、
他人に頼むと3000円
かかってしまうという考え方。

業者さんが行政に
支払うべき税金と
社会保険と、

お店の家賃などの
必要経費をひっくるめて
料金に含まれて
支払っているという現実。

つまり、
3000円の修理代が
高いという思考

ちょっと、
イヤな言い方になりますが、
節約主婦思考…

業者に支払う額を
まかなえる
稼ぎがない
だから出費を絞る。

以上の2点の
対極する思考を
天秤にかけて、

自分で修理する方が
得なのか、
損なのか、
…を判断していくことに
なります。

つきつめていくと、
人件費に対しての
認識の違いが
どうしても見えてきます。

社会人経験が
長かったりすると、
どうしても
人件費というものに対し、
正しい知識と
相場が身についてきます。

業者さんが
30分程度の作業時間で
1500円程度の工賃を
請求してきたとしても、

フツーに考えると…
まぁ、それなりに
妥当だという認識に
落ち着くはずです。

これが、
人件費に対しての
相場感がないと…

点検して診断する…
見るだけだしタダでしょ?

部品を交換する…
部品代だけじゃないの?
工賃?
なにそれぼったくり!

…ってことになりがちです。

ママチャリの
後輪タイヤの交換…
タイヤ代1700円
チューブ代800円
作業時間1時間で
工賃3000円…

合計5500円程度が
妥当であることが
わからない…

もしくは
納得できない…。

これは、
時間に対する
コストの意識が
全くないヒトに
ありがちです。

その人が
時間とコストを考える
仕事をしていない、

または
その立場、地位にない場合に
起こります。

つまり、
この項で
なにが言いたいかというと、

フツーの暮らしができている
社会人なら、
自身の社会的経済価値を
考えれば、

修理代の高い安いを
検討すること自体、

そして、
自分で修理しないと
いけないのかってことを
検討すること自体、

あんまり有意義なこと
ではないよね

って、ハナシでした。

ほとんどの人は
自分で修理するより、
志願して残業したり
1件でも多く契約を
とって来るほうが

将来的には
ケタ違いの現金が
手元に残るはずなんです。

正社員で
働いているってコトは
すでに
そういう地位、
立場にいるって
コトなんです。

道具の持つ価値は
相対的

道具の持つ価値は
相対的なのです

アナタにとって
アナタの自転車の価値って
いくらですか?

新車で50000円で
買ったから
50000円ですか?

ま、そうかもしれません。

でも、
もうちょっと
違った見方もあって、

その自転車を
所有することによって、
アナタが得た経済的価値って
どれくらいですか?

…ってコトを考えると、
自転車に限らず
道具のもたらす価値って
相対的なんですね。

私もですね…
自転車通勤をする理由
…の記事でも述べましたが、

60000円程度の
自転車買って、
自転車通勤して、
軽自動車を手放すことができて、
年間35万円程度節約できました。

しかも、
それだけではないです。
色んなプライスレスな
良い影響が得られました。

私にとっての
自転車の価値って
35万円+αなんですね。

だから
修理や消耗品に
年間で2万円とか、
3万円とか、
かかっても
決して高いとは思わないんです。

比較対象が
自転車本体の6万円
という数値ではなくて、

35万円の節約効果と
比較しているんですね。

ですので、
5万の自転車に
1万の修理って
もったいないとは思わずに、

自転車を
所有することで得られた
相対的価値、

修理することにより
得られる相対的価値も
含めて考えると、

1万円払って
業者にしっかり
見てもらうことに
抵抗なくなるんでは
ないでしょうか。

私の場合は
結局「趣味」

私の場合は
結局「趣味」

それでもワタクシは
修理メンテナンスは
すべて自分でやってます。

自分で直せないほど
劣化したら…
ま、その頃は
買い替え時期だと
割り切ってます。

結局は
ワタクシの場合は…
趣味」だったんですよ。

業者に任せた方が
長期的には
トクだって分かっていながら、

自分でやれるなら
そのほうが安く済むとか
自分で言い聞かせながら

費用対効果の薄いであろう
修理に時間を割いていたのは、

結局、趣味への
言い訳だったんですよね。

つまり、
自分の自転車を
他人に触らせたくない。

自分で調整して
自分の求めるパーツをつけて
その成果を実感したい。

結局のところ…
趣味の世界なんです。

ま、サーキットを
走るわけでもないのに、
スポーツクーペに
金かけるヤツって
いるでしょ?

助手席に
乗る人もいないのに、
ヴェルファイアを
ドレスアップ
しちゃっているヤツ。

しかも、
牛丼屋の出入り口の段差で
フロントスポイラー
割っちゃうヤツ。

同じメンタリティなんです。
頓珍漢なんです。
アホなんです。
趣味なんです。

だから、
私は自分でやるほうが
安上がりだよなんて、
アドバイスはしないです。

もし、
修理にかかる金額が
高いだの、安いだの
という理由で
自転車修理を
自分でやりたいと
考えているなら、

私の回答は、
長期的な
費用対効果、
安全性を考えれば
業者を利用するべき
って答えます。

安上がりだからって理由で
機械いじりするのって、
結構、キツいっていうか
ミジメな感情が沸きますよ。

もし、
スポーツ性を含んだ
ニュアンスで
メンテナンスを
自分でするべきか
って質問されたなら、

めっちゃ楽しいから
ゼヒ自分でするべき

って回答します。

工具がすべて。

自転車修理は
工具がすべて。

スポーツ自転車って
規格が決まっていて、

いうなれば
自作パソコンみたいな
カンジです。

この部品には
この工具を使って、
この手順で…

って感じで
工具がないと始まらないです。

結構、
自転車専用工具って
多いですよ。

工具の種類と価格をみて
ひるむようなら、
自分でしようと思わない方が
いいかもしれません。

それに、
フツーに考えても、
メンテナンススタンドは
必要です。

でも、逆に言ってしまうと、
専用工具さえ、
しっかり揃えておけば
技術的、技能的には
難易度はカナリ低い。
つまり、カンタン。

クロスバイクの選び方の記事も
参考にしてみてください。

快適な乗車時間を
楽しんでほしい

快適な乗車時間を
楽しんでほしい

自転車に乗ることとか、
乗っている時間とか、
そういうことを
楽しんで欲しいと思います。

そういうことに
プライスレスな価値を
見出してほしいですし、
楽しいと感じてほしいです。

実際には、
ほとんどのひとが
自転車にカナリ大きい
経済的恩恵を受けている
ハズなんです。

ほっとんどの人にとって、
日本国の国籍を有し、
日本国内で合法的に
労働に従事している場合、

経済的恩恵に対しての
修理代1万円2万円は、
割合としては
微細であるといいきれます。

で、肝心の自転車が
調子悪かったら
どうでしょう?
楽しめないですよね?

少なくても
私は楽しめないし、
イラっとします。

なんだかんだで
1日通して、
ちょっと精神的に
ひっかかるトコロがありますね。

なんていうか、
自転車から得られる
経済的恩恵に
ロスが生じているというか、

自分自身のパフォーマンスが
削られているというカンジです。

だから、
私は自転車を
常に調子良く保ちたいと
考えています。

故障させたくないし、
パーツが故障する前に
取り替えておきたい。

ナニが言いたいのかと
いいますと、

日々の
メンテナンスをしましょう。

いや、
してもらいましょう
ってコトなんです。

故障してから
対応しようとするとですね…

結局、
店の良し悪しが
分からないのに
近所にあるからという理由で
そのお店に行くしかない
ってコトが生じます。

故障して
走れないチャリを押して
隣町まで行くことなんて
出来ないですしね。

…で、
行ったお店に
不満が出たりするんです。

…そこで
初めて気がつくんです。

自転車屋さんが、
すべて同じではない
ってコトに。

美容院だって、
すべて同じ…じゃないでしょ?
自転車屋さんもそうなんです。

自転車屋さんっていっても、
お店なんです。
企業なんです。

得手不得手もあるし、
経営方針も違うし、

店長の人柄も、
従業員の質も、
取り揃えるパーツの傾向も、

そして客層も

…いろいろ違うんですよ。

結局、商売なのでね、
客と店に相応の
釣り合いが必要なのです。

店の
より良いサービスを
受けたいなら、

客も相応の金額で
答えねばなりません。

まぁ、
そーゆーことを考えると、
ミもフタもない
ハナシなんですが、
車体は
そのお店で買え
ってことに
つながると思うのです。

フツーは
売った車体に
責任持ちたいと
お店は思うはずです。

ま、すべての店とは
言いませんが…。
売り逃げタイプで
安い車両が
主体のお店もあります。
ホームセンターとか。

で、責任を持とうにも、
自転車って
消費部材とか
複雑に関連しているから、
どうしても経過を見たいです。

つまり
定期メンテナンスを含めて
お店の評価をするべきなんです。

そのお店に、
定期メンテナンスを
任せるべきです、
させるのです。

させて評価しなければ
なりません。

そこで気づくのです。
そして築くのです。

お互いに信頼関係を。

まぁ、信頼関係というと
大げさですが、
客と業者としての
実績を積み重ねるのです。

で、
定期メンテナンスを
してもらうと、
どうなるのか?

事前交換とかしていれば、
突発的な故障が
なくなります。

つまり、
故障したから店に行く…

…っていうんじゃなく…

定期メンテナンスで
店に行くってコトだけ
になります。

もっというとですね、
自転車本体が
どうのこうのではなく、

アナタ自身にとっての
自転車との関係性
そのものについて
店長との
やりとりの議案に
なっていきます。

だからですね、
お店は近所じゃなくても
いいんです。
故障したチャリ押していく
ワケじゃないから。

自転車に
乗って行ける程度の距離で、
お店を選べばいいんです。

コレだと、
グっと選択肢が広がるはずです。

で、
こういう、自転車に限らず
道具屋さんとの関係…

もっというと
店長との
人と人との関係って、
やっぱり財産なのかな
って思います。

アナタの経済的価値を構成する
道具をサポートする支柱
という関係に
なるんだろうと思います。

しっかりした
お店で購入して、
しっかりした
定期メンテナンスを
受けていれば

故障で動けないなんて
ほとんど
ないはずなんですよね。

自分自身の
経済的価値を自覚して、
理解していれば、

フツーに考えて、

ホームセンターで
安物のチャリ買って、
壊れたから
最寄りの自転車屋に
持っていったけど、

自転車本体が
粗悪品だからって
修理を断られて途方に暮れる…

なんて、
アホなコトが
起きるはずないんですよ。

もしも、
あったとするなら…

アナタ自身の
経済的価値に見合った
正しい在り方
シフトするべきです。

自転車の恩恵と
アナタの経済的価値

自転車の恩恵と
アナタの経済的価値

自転車が故障すると…

「困ります」よね?

なぜ困る?

それは、アナタ自身が
なにか金銭的な
損失を受けるから…

アナタが困ることで
他のダレかが…
例えば会社とか、
他人が困るから…

平和な日常と、
自転車故障の非日常の落差…

これが、本来受けていた
自転車からの恩恵。

結局、この恩恵って、
アナタ自身の経済的価値によって、
左右されるんですね。

年収300万円の
正社員だったら、
会社の雇用コストは
時給3000円。

本人の手取りにすると
1200円強。

これだけの価値のある
「人」を載せて、
自転車は走っています。

それだけの
価値を生み出している。
それだけの
価値を守っている。

だからこそ、
自転車の
修理コストを考えるとき、

自転車本体の価格
…じゃなくって、

故障して困ったときの
経済的損失、
アナタ自身の経済的価値と
比較してくださいね。

つまり、
自転車のメンテナンスの
費用って…

アナタ自身が…

アナタ自身の
経済的価値に対しての

アナタ自身が下した評価に
他なりません。

…って、考えてもらえると
いいですね。

そうして、
それなりに
予防コストをかけると、

フツー、自転車って
そんなに壊れません。

それって、
「困ったこと」にならない。

アナタの経済的価値が
損なわれない。

平和な日常が続くことに
なるんですよね。

職人さんとか、
料理人さんの使う
刃物と一緒で、

「価値」ある仕事を
するヒトの使う道具って、
やっぱり、
それなりに高価ですし、
メンテの費用もハンパない。

良い道具を使いこなすから
良い仕事ができる。

良い道具を、
良い状態に保つことが
できるから、
きっと、その人の仕事は、
「良い」のでしょう。

だから、
その人の経済的価値って、
高いんだと思います。

だから、自転車も
「たかが」自転車って思わずに、

「良い道具」の
仲間入りさせてあげても、
いいんじゃないでしょうか?